Special Thanks
ロボス・レールのPride of Africa号は、個人の所有する豪華列車です。列車はツアー目的により南アフリカ各地をクルージングします。15両編成の長い列車に乗客は最大76名。一両に3部屋で一両あたりの定員は６人から８人という、ゆったりスペース。豪華コンバートメントはバストイレ付で、まるで走る豪華ホテルのようです。2両のダイニングカーと、２両のラウンジカーを備え、特に最後部のラウンジカーはオープンパノラマ展望車になっていて、アフリカの大自然がその風を受けながら旅ができます。乗客も英国、米国、オーストラリア、カナダ、ロシア、メキシコ、そして日本とさまざまです。特に英国人がこの列車に寄せる思い入れは格別のものがあります。「一生一度、見ておきたい体験したいもの、それはビクトリアの滝と、ロボス・レールノ「Pride of Africa」号の旅」とアフリカの憧れでもあります。幸いなことに、この豪華列車に乗車することができました。持参したきものは夏用（南半球の４月はまだまだ夏の名残ですから）の紬のきものと、絽の羽織でした。アンティークな列車の中のきものは、我ながら良い「コーディネイト」と、日本人をアピールしたのでした。
ROVOS RAIL/South Africa airline/A&K
ロボス・レールは駅から機関区まですべて個人の所有です。
Pride of
Africaは「古き良きアフリカ」の鉄道の駅を再現したプレトリア北方にある「ビクトリアパーク」駅から蒸気機関車に引かれて発車して行きます。
豪華な車内
列車には、ダブルスイート、デラックスツインがあり、共にバス（シャワー）付。私の部屋の名はデラックスツインの「LIVINGSTONE」でした。
写真左から、ダブルスイート。この部屋はバストイレ付の豪華なもので、まるで走る豪華ホテルそのものです。
写真右は乗車直後の私。部屋はデラックスツイン。広々とした空間は一両あたり６人定員のなせるわざ。
豪華なダイニングカー。あそらく現役の「食堂車」では世界最古のものでしょう。アンティークなダブルルーフ（二重屋根）が歴史を感じさせます。
最後尾は展望ラウンジカー。アフリカ大陸の風を受けてサファリを走ります。
乗務員たちは、実なき目細かいサービスを提供します。
写真は右はROVOS RAILのオーナーMR,Rohan VOSと私。
BlueTrain
豪華列車オリエント急行の旅もお楽しみ下さい。