竹島 紀元
（たけしま としもと）
前（株）鉄道ジャーナル社社長
竹島紀元前鉄道ジャーナル編集長逝去
竹島 紀元
（たけしま としもと）
前（株）鉄道ジャーナル社社長
大正15年（1926年）２月11日生 89歳
肺炎のため都内の病院にて死去
喪主は妻 通子氏
葬儀、告別式は近親者のみで執り行い、後日「お別れの会」を予定。
略歴
大正15年（1926）朝鮮（現在の北朝鮮北東部）で生まれる.
帰国後、旧制５高を経て九州大学工学部中退。
交通新聞社記者昭和40年(1965)鉄道記録映画社を設立。旧国鉄等のPR映画を製作
昭和42年（1967）鉄道ジャーナルを発刊
昭和45年(1970) 社名を鉄道ジャーナル社に変更
昭和46（1971）旅と鉄道を発刊
昭和47(1972) 映画 C62重連「雪の行路」を発表
平成19年（2007）鉄道ジャーナル編集長退任
平成22年（2010）鉄道ジャール社社長を退任
業績
昭和42年発刊された「鉄道ジャーナル」は既刊の鉄道雑誌とは視点を変えた「社会派の鉄道道雑誌」をめざした。
竹島自ら執筆をし、鉄道のかかえる問題点を鋭く指摘する筆致には、当時は賛否があった。蒸気機関車が終焉を迎える時期と重なり、大きく業績を伸ばした。また、現在では寝台特急の呼称として一般的に用いられている「ブルートレイン」は、竹島が名付けたとされている。国鉄民営化など鉄道を取り巻く環境が激変する中、一貫して鉄道に対し愛情を持って執筆し、約45年第一線で活躍した。